フラッシュ・メモリー



ペヨトル工房のあらゆることが終わってPeyotlfan発行のメルマガも終了になった。伝えたいことがゼロになったわけでもないので、個人に移行させてもらうことにした。これからは、ペヨトルから離れていろいろ考えたり行動したりしていることを書いてみたいと思っている。フラッシュメモリーというのは、デジカメやPDAなどに使われているメモリーのこと。ボクは、脳に一時的に記憶を貯めるワーキングメモリーもイメージしている。深い考えはない。名称を記憶できなくなったり、単純なことを忘れたりと、日々衰えていくワーキングメモリーについて悩むよりも、「記憶がないので毎日
が新鮮」というポジティブな姿勢で生きていこうと思ったからだ。
もうひとつ大げさに言えば、歴史を組み込まない日本の、フラッシュ・メモリー的な生き方に警鐘ばかり書いていないで、その中に肯定的な要素を見ていろいろ考えてみようと思ったからだ。無理に良いところを探すことはないけれど、変化は意外とこんな感じで来るのかもしれない。今までの経験に基づく考えではなく、日々メモリーに入ってくる新鮮なことがらを扱っていきたい。
と、言いながらまずはペヨトルについてのインフォメーションから。京大西部講堂のペヨトル・ファイナルに来てくれた人たちが、名古屋でもできないかと言ってくれて、規模は小さいけれども名古屋でもファイナル・イベントができることになった。ペヨトルCALLINGという名前で、ペヨトル・イベントが名古屋に呼ばれ
ていくという感じだ。ペヨトル・イン・西部講堂でアートの部門を手伝ってくれた原久子さんの友人の高橋綾子さんが中心に動いてくれている。実行委員のメンバーは、最も早い時期に解散したペヨトル工房の在庫を全部引き受けましょうと申し出てくれた名古屋の詩歌句専門書店「書物の森」の高橋正義さん。その書物の森から在庫を借り出してはフェアーをしてくれているちくさ正文館の古田さん。今回の会場になる得三(TOKUZO)の森田さん、名古屋シネマテークの平野さん、七ツ寺共同スタジオの二村さんなどメンバーは多彩で充実している。
会期は11月9日、10日。場所は名古屋市千種区今池にある得三です。京都と同じようにペヨトル工房の本に対応した200枚のポスター展示も行われる。京大西部講堂のようにたくさんのボランティアの人をお願いすることはできそうにもないけれど、やることはたくさんあって、今野のアシスタントをしてくれるような人を募集している。
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書物の森  http://www.interq.or.jp/japan/ihono/syomotsunomori.html
得三  http://www.tokuzo.com/
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ペヨトル工房 http://home.att.ne.jp/surf/hilon/peyotl.html
2-:+ http://www.2minus.com
Peyotlfan   http://www.thought.ne.jp/peyotl
ペヨトルイン西部講堂2002   
http://www.yo.rim.or.jp/~hgcymnk/peyotl/index.html
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.rim.or.jp/~hgcymnk/peyotl/index.html