解散日記5

6月01日

今日は、メイルがどんどんくる。HPのブックショップに7件もオーダーが入っている。誰かが書いてくれたんだろうか。すごいな。

取次からは返品を2年受け続けなければならない。解散で新たな契約をむすぶ。これにまた保証人がいるんだ。解散会社の保証人か。なかなか難しいぞ。しばし考慮。

在庫をどうしようかと悩んでいるのだが、いろいろな人が手を差し伸べてくれる。若い友人がギャラリーを作るが、そこに大量にストックしてくれるとのこと。名古屋からもストックして長いこと売りたいとの申し込み。本当にありがたい。

それでもまだ何万冊か残る。同じような系列の本を出版していた会社の解散には、返品用に億単位のお金を用意したらしい。うちは地味だったんだなと思う。委託でどーんと撒いたりしなかったし。

もちろん著者関係で、個人で引き受けて売ってくれるひともいる。

しかしどうしよう。バイトの人も今月で止めてしまうし、こまめな直売には応じきれないかもしれない。ううん。



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